東京モーターショー2007

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第40回東京モーターショー2007:自動車社会の継続を目指す出展車が多数

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ル・ボラン:日産GT-R

発表の1時間以上前から日産ブースは黒山の人だかり。オフィシャルフォトが事前に流失する騒ぎはあったものの、世界の注目度はやはりものスゴかった! そんなわけで、ル・ボランの最注目車種もGT-Rでキマリ。世の中エコだなんだとハイパフォーマンスカーは肩身が狭い今日この頃だが、こうしたクルマで得られたノウハウがやがてエコカーの性能向上に貢献するというのもまた真なり。そのような意味も込めて、GT-Rの成功を祈る!



新しいGT-Rは“スーパーカー”!?

メカニズムやスペックは新車情報のページに詳しいので、ここではGT-Rというクルマのキャラクターを考察してみよう。まずはそのネーミングとコンセプトについて。正式車名は「日産GT-R」であり、そこに「スカイライン」の文字はない。室内外を見渡してもV36との共用パーツはマグネシウム製のシフトパドル程度である。しかし佇まいをひととおり観察し、コクピットに収まると、このクルマにはどこかR34 GT-Rに似た空 気が漂うことに気付く。骨太で、機能的で、少し不格好な……。このあたりは開発陣の狙い通りだろう。スカイラインではないけれど、コイツは確かにGT-Rなんだと素直に感じさせる。

その一方で、キャラクターは大きく方向転換されているかもしれない。コンセプトは“新次元マルチパフォーマンス・スーパーカー”というもので、「誰でも、どこでも、どんな時でも最高のスーパーカーライフを楽しめる」とプレスリリースにはある。R32はアンダーが強く、R33はアンダー/オーバーが唐突。R34はかなり乗りやすくなった……とはいうものの、少なくともクラッチペダルのクソ重い、6速MTのみの設定だった。ところがR35のトランスミッションは2ペダルMTに一本化。トランスアクスル&世界初の縦置きツインクラッチというソソるメカニズムではあるものの、ファンの中にはMT支持派もいまだ根強いはずだ。幅広いレンジで60.0㎏-mの最大トルクを発揮するVR38DETTや進化した4WDといい、「確かに速いけど、速いのはきっとオレじゃない」なサイボーグに仕上がっていないことを期待したい。

さらにGPSと連動してサーキットでのみ自動解除されるというハイテクリミッターの存在や、タイヤ&ホイール、ブレーキパッドやマフラーまでを指定部品とし、それ以外のパーツを装着した場合はメーカー保証が適用されないメンテナンスプログラムが組まれるなど、チューニングの楽しみを否定するかのような姿勢も一部ファンの反発を呼びそうだ。ギリギリの線で煮詰め上げた超高性能ゆえの判断であることは理解できるのだが……。

しかし、同様のコンセプトで開発されたポルシェ911ターボが面白くないかと聞かれれば答えは否。近々開かれるという国際試乗会にて、その全貌を明らかにできるはずだ!

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