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ロードライダー:SUZUKI Biplane
“飛行機に乗っているようなイメージ、離陸感”をバイクに落とし込みデザインしたBiplane。バイクに興味のない女性や子供を中心としたより多くの層にその楽しさを知ってもらいたいという、これはデザイン提案モデルなのだそうです。思い切ってバイクの固定観念から離れたデザインは奇抜・新鮮。……けれども、「あ、これってカスタムに採り入れたら面白いかも?!」ってパートも多くて、とてもインスピレーションが刺激される1台です。
アナタは道行く子供に耳をふさがれたこと、ありませんか?
「興味のない子供などには特に、ビッグバイクの大きさや音の威圧感って相当高いと思うのです。バイプレーンはフルカバードという方法でオイルを路面に落とさない、高熱になるマフラーに触れさせない、そして音も静か。油臭さを感じさせないデザインを提案するバイクなんです」と、広報担当の詫摩さん。そう説明されて“あ、ソレわかる!”と、とても共感しました。アナタは普通にバイクで道を走っているだけなのに、すれ違う子供に耳をふさがれたこと、ありませんか? ボクはあります。別にトバしているわけでも、ボーソー族みたいに空ぶかしなんかしているわけでもないのに。こっちはグッドライダーのつもりでも、見上げる小さな子供にとっては恐ろしく映る機械……。きっとこのバイクを提案した人も同じ目に遭って大層傷ついたんでしょうね。
「でも、ぶっちゃけ担当者が社内提案した時は反対論も多くて苦労したようです。だって、バイクってエンジンやマフラーの振動、パワー感も醍醐味ですから、それをスポイルしちゃイカンだろう! って」(同)。優柔不断ですがその気持ちも分かる……。
ともあれフルカバードバイクといえば、これまでは凹凸をなくしてCd値を上げるための技術でしたが、このバイクでのアプローチは別。バイプレーン=複葉機をイメージしたデザインは機械であるのに柔らかい……。人と機械が近かった頃を表現したかったそうで、乗り物としてバイクをもっと人に近づけたいという開発側の願いが垣間見えます。そうして創出されたハンドルまわり(操縦桿イメージ)など、カスタム好きなら「この手があった!」なんて、ヒザを叩く人が多いかもしれない。エンジンはV型4気筒を縦置きレイアウト。Biplaneと刻まれた金属部がシリンダーヘッドです。ウイング断面カーボン製ダブルレバー式のフロントフォーク、スイングアームなど、見どころ満載のスタディモデルでしょう。









