東京モーターショー2007

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ロードライダー:SUZUKI GSX1400 SPECIAL EDITION

'85年のGSX-R750への搭載以来22年。サーキットでは多くの勝利を重ね、そのフィードバックから数々の名車を生み出してきた油冷エンジン搭載車の、どうやらラストモデルになる気配濃厚のGSX1400。今回のショーでは参考出品車として、往年のスズキレーシングカラーをまとったスペシャルエディションが展示されていた。スズキ・ネイキッドの旗艦モデル、2008年の立ち位置とその将来がとっても気になる油冷ファンは多いはずでしょう。



過去の遺産としてしまうにはあまりに惜しい最後(?)の油冷機

ネイキッドスポーツのカテゴリーでは最大排気量、それでいてリッターネイキッドとして唯一、6速ミッションを搭載するなど、オリジナリティを発揮し続けるGSX1400のデビューは'01年の東京モーターショーでのことだった。それまで最大排気量だったバンディット1200でφ79×59㎜のボア×ストロークをφ81×68㎜に改め、インジェクションなど最新装備を施しつつも、最大出力狙いではなく当時の100ps(74Kw)という国内馬力規制に合わせ余裕分をトルクに配分、実に12.8㎏-m(126N・m)もの大トルクを発生するバイクとなった。最高速こそ譲るが、ダッシュ力では同社最速を謳う当時のハヤブサをも凌駕して話題をさらったモノだった。そのGSX1400も来年9月に迫った排ガス規制により、現行スペックでの生産中止は確実。対応を施しての継続生産の可能性は未定だという。

「今回、スズキレーシングカラーのスペシャル仕様を展示したのは、GSX1400の持つスポーティさを今一度、皆さんにアピールするためなんです」とは、広報担当の詫摩さんの弁。

社内的にはスポーツバイクの位置付けも、同社GSX-R1000などスーパースポーツモデルの著しい進化により、GSX1400が大人しいツーリングモデルとさえ受け取られかねない現状を打破すべく、GSシリーズ、そしてRG-Γ、GSX-Rシリーズへと受け継がれた、伝統の青/白カラーとしたのだという。また、これに当たってはシリンダーヘッドカバー左右にあるフィンを除去したり、ホイールを特別色とするなどで、スタンダード車にはない軽快感をアピールしている。このスズキレーシングのカラーリングは特に国内販売店からの要望も強かったのだそう。詫摩さんははっきり仰らなかったけれど、周囲のハナシを聞けば、どうやらこの特別仕様は年内あるいは年明け早々にも発売される様子。好調な販売となれば、未だファンの多い油冷機はさらに延齢措置がとられるかもしれない。その動向は注目!

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